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現代の名工 厚労省に評価された内容
題名にもあるように現代の名工を受賞するにあたって、 厚生労働省より評価されたことは以下の通りです。 1. 革命:三線普及に貢献した「強化張り」 新垣喜盛の最大の功績は、 「強化張り(きょうかばり)」 の技術を開発・確立したことです 。 昔の悩み: 本皮の三線は高価で、湿気に弱く破れやすかったため、特に初心者には敷居の高いものでした 。 新垣氏の解決策: 本皮の下に強化生地を重ねる技術を開発 これにより 「本皮に近い良い音」 「高い耐久性」 「手頃な価格」 をすべて実現しました 。 最大のポイント: 新垣喜盛はこの画期的な技術を特許を取得して利益を独占できたにもかかわらず、独占せずにすべての人に利益がいきわたるように、三線が広まるようにとの想いで一般公開しました 。 この「強化張り」と技術の公開によって、三線は一気に全国へ普及しました 。 今や「人工張り」「本張り」と並ぶ『標準技術』となり、三線文化の裾野を爆発的に広げたのです。 2. 伝統:失われた「王の楽器」を復元する技術 新垣氏は革新者であると同時に、伝統技術の最高峰の体現者でもあります。
喜盛 新垣
2025年11月7日読了時間: 2分


「現代の名工」受賞のご報告 新垣喜盛
新垣 喜盛 皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、私儀、新垣喜盛(あらかき よしもり)は、 このたび厚生労働省より「現代の名工」(卓越した技能者表彰)を拝受いたしましたことを、謹んでご報告申し上げます。 本日14時に情報が一般公開されましたが、この栄誉ある表彰を 受賞 いたしましたことは身に余る光栄であり驚きと共に深い喜びを感じております。 「現代の名工」は、 「厚生労働省がその道で第一人者と目されている技能者を対象とし、技能者の地位向上と技能水準の向上、そして若い世代の目標となることを目的に創設された」 と伺っております。 この重い意味を胸に刻み今回の 受賞 が私個人の功績ではなく、 これまで私を支え、温かいご支援をくださったお客様、 そして共に歩んでくれる家族や仲間たち、 関係各位の皆様のお力添えの賜物であると、 心より感謝いたしております。 この 受賞 を新たな出発点としその名に恥じぬよう、 これからも一層の精進を重ねてまいる所存です。 ...
喜盛 新垣
2025年11月7日読了時間: 2分


初めましてHP運営者の仲里です^^
皆さん初めまして。 このHPを委託運営をしている仲里(なかざと)と申します。 何か質問や購入などのご意見はまずは私に連絡ください。 新垣さんと初めて会った時は確か2022年の冬。 世の中には、理屈や計算を吹き飛ばしてしまうような、本物の「情熱」に出会うことがあります。 僕にとって、それが新垣喜盛さん(84)との出会いでした。 長年、三線を作り続けてきた大ベテランの職人さん。 その年齢になれば普通はもう少し肩の力を抜いて、穏やかに過ごしていてもおかしくありません。 でも、新垣さんは違いました。 新垣さんは過去の実績ではなく、自身の失敗談、 三線の問題点、解決するには など三線の「未来」だけを真っ直ぐに見つめていました。 「今の状態では三線は世界に広まらない。 残すべきものは残し変えるべきは変える」 その言葉には深い危機感と、それ以上に三線という楽器に対するどうしようもないほどの「愛」が溢れていました。 84歳にして、彼はこの新しい挑戦に、持てる力の全てを注ごうとしています。 損得じゃない。 名誉のためでもない。 ただ純粋に、「一人でも多くの人に、
喜盛 新垣
2025年11月6日読了時間: 2分


ビジョン:「三線を世界の楽器へ」
私たちには、夢があります。 この唯一無二の音色、そしてそれが育んできた豊かな沖縄の文化の象徴である三線を、 日本全国へ、そして世界の隅々まで届けることです。 三線(さんしん)の音色。 それは、沖縄の青い海と空、人々の喜びや悲しみの記憶が溶け合った、 沖縄の「魂(マブイ)」そのものです。 パイ(人口)を増やす。 すべては、そこから始まる 今、三線は「沖縄の伝統楽器」あるいは「特定の愛好家のもの」というイメージが強いかもしれません。 しかし、私たちは三線がギターやピアノのようにもっと多くの人々の日常に寄り添い、感情を表現する「世界の楽器」になれると信じています。 そのためにも我々がいま最優先で取り組むべきこと。 それは、「三線を弾く人(パイ)の総数を増やす」ことです。 この「パイ」が拡大して初めて文化は継承され新たな才能が生まれ、産業として発展していくと思うのです。 「価格」ではなく「価値」で選べる未来を ここで、我々の信念を明確にしておかなければなりません。 私たちは 「全ての三線を安くする」ことには、断固として反対です。 「パイを増やす」とは、
喜盛 新垣
2025年11月3日読了時間: 3分


現代の名工へ挑戦 2/2
第三章:なとーんどー三線 究極のユーザビリティの追求 「強化張り」で耐久性の課題を克服した後も、新垣氏の革新への意欲は衰えなかった。彼は、初心者が三線を挫折する主要な原因である調弦(チンダミ)の難しさや、本皮が湿気や水分に弱いという環境への脆弱性を改善する必要があると考えた。 こうして、使用者にとっての全ての「不便さ」を解決することを目指した 「なとーんどー三線」 が誕生した。 この革新的な三線は、以下の画期的な機能を標準装備している ゆるみにくいカラクイ(糸巻き): 指2本で簡単に固定できるため、初心者でも約1分で調弦が完了する。 本皮の特殊コーティング: 湿気に弱い本皮に特殊コーティング剤が施され、水やアイロンを当てても音質が変化しないほどの高い耐水性・耐湿性を実現した。 ガタつかない部あて: 棹と胴の結合部を半永久的にガタつきが生じないように仕上げ、音質や演奏への悪影響を防ぐ。 さらに特注品では、本皮の張り具合を自在に調整できる音質可変機能も備え、一本で高音から低音まで幅広いねいろを出すことを可能にした。 「なとーんどー」という名前には、.
喜盛 新垣
2025年10月29日読了時間: 2分


現代の名工へ挑戦 1/2
新垣喜盛:伝統の三線に未来を宿した革新の物語 これは、沖縄の伝統楽器である三線(さんしん)の未来を憂い、その「不便さ(不)」を解消するために生涯をかけて革新に挑み、文化の継承に貢献した一人の職人、 新垣喜盛(あらかきよしもり)氏の現代の名工への挑戦の物語である。 第一章:赤犬子の地で培われた危機感 新垣喜盛氏は1941年、琉球古典音楽の始祖とされる赤犬子の地、沖縄県読谷村で生を受けた。豊かな文化と歴史的環境の中で育まれた彼は、三線への深い情熱と理解を礎とした。 1978年、新垣氏は沖縄市松本に「池武当新垣三線店」を開業し、職人から事業家へと転身した。しかし、彼が長年抱いていたのは、伝統的な三線が持つ根深い課題、すなわち「三線をやる人が減ってしまう」ことへの強い危機感であった。 当時の三線は、胴に張られたニシキヘビの本皮(本張り)が、演奏しなくても半年以内に破れたり緩んだりすることがあり、頻繁な張替えが必要だった。新垣氏は、本皮の持つ柔らかな音色を保ちながら、耐久性を飛躍的に向上させるという、伝統と実用の間の壁を打ち破る挑戦を開始したのである。 第
喜盛 新垣
2025年10月29日読了時間: 3分


なとーんどー三線
「なとーんどー三線」の革新性! 調弦の悩みと本皮の不安を解消する技術 導入:三線の「不便さ」を過去にする革新とは? 沖縄の心臓ともいえる伝統楽器、三線。その美しい音色に魅了され、手に取ったものの、「調弦(チンダミ)が難しい」「本皮がすぐ破れる」といった課題に直面し、挫折した経験はありませんか? 著名な三線職人である 新垣喜盛 氏(池武当新垣三線店 創業者)は、既存の三線が抱えるこれらの「不」(不便さ)により、「三線を演奏する人が減ってしまう」という強い 危機感 を抱いていました。 この課題を根本的に解決し、三線をより身近なものにするために開発されたのが、**「なとーんどー三線」**です。 「なとーんどー」は、沖縄方言で「(音が)鳴っているよ」「出来ているよ」という二重の意味を持ち、英語表記の「NA-TONE-DO」には「TONE(ねいろ)」と「DO(成し遂げる)」というコンセプトが込められています。 この商標登録された革新的な三線が、どのように演奏者の悩みを解消し、三線文化の未来を築いているのかを探ります。 1. なとーんどー三線が解決した伝統的
喜盛 新垣
2025年10月25日読了時間: 6分


強化張り
沖縄三線界の革命! 「強化張り」が伝統を壊さずに実現した奇跡の耐久性とは? そして、新垣喜盛の想いとは。 序章:三線弾きの共通の悩み—「本皮の宿命」 沖縄の心臓ともいえる伝統楽器、三線。その深みのある柔らかな音色(ねいろ)は、胴に張られた**ニシキヘビの本皮(ほんはり)**によって生み出されます。 しかし、この伝統的な本皮には、演奏家が長年抱えてきた深刻な課題がありました。それは、驚くほどデリケートだということです。 従来の三線では、本皮は通常2〜3年で破れたり緩んだりしてしまい、もし演奏せずに放置すれば、半年以内にも破損する可能性がありました。 演奏を続けたいのに、頻繁な張替えが必要になる—これは、三線との付き合いを難しくする大きな壁だったのです。 この伝統的な限界を打ち破るべく立ち上がったのが、著名な三線職人であり、池武当新垣三線店の創業者である新垣喜盛氏(あらかき よしもり)です。彼は、「何とかしないと三線をやる人が減ってしまう」という強い危機感から、この課題を解決する方法を模索し始めました。 核心技術:「土木用シート」にヒントを得た革
喜盛 新垣
2025年10月25日読了時間: 4分
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